肺がんと診断されたら、知っておきたいこと。

全ての肺がんが、同じというわけではありません。よって、治療法も同じではないはずです。 まずは、自分の肺がんの種類とステージ(病期)を把握することが大切です。それが、自分にとって最適な治療法を担当医と共に決定していくことにつながるからです。

肺がんは、主に以下の2つの種類に分類されます。

非小細胞肺がん
(Non-Small Cell Lung Cancer, NSCLC)

(最も一般的な肺がんの種類)

80% 85%
肺がんのアイコン
肺がんのアイコン

小細胞肺がん
(Small Cell Lung Cancer, SCLC)

10%  15%

非小細胞肺がんの各ステージ(病期)

ステージ1の非小細胞肺がん
ステージ1の非小細胞肺がん
ステージ1

がんは、肺だけにあり、
リンパ節には全く転移して
いない。腫瘍の
大きさは、2〜3cm
程度以下である。

がんは、肺だけにあり、
リンパ節には全く転移して
いない。腫瘍の大きさは、
2〜3cm程度以下である。

ステージ2の非小細胞肺がん
ステージ2の非小細胞肺がん
ステージ2

がんは、肺に見つかり、 患っている肺の近くにあるリンパ節に転移している可能性もある。

ステージ3の非小細胞肺がん
ステージ3の非小細胞肺がん
ステージ3

局所的に進行している。
がんが、肺・リンパ節と
胸部の中心部分に
見られる。

ステージ4の非小細胞肺がん
ステージ4の非小細胞肺がん
ステージ4

転移している。
がんは、両方の肺に
あるか、肝臓などの
臓器や体の他の部位に
転移している。

知っていますか?

*本結果は、1999年から2002年の間に中華系、マレー系、インド系や他の民族集団(エスニック・グループ)からなる883人の非小細胞肺がん(NSCLC)の患者さんに対して行われた調査によるものです。

肺がんに関する誤解と正しい知識

肺がんに関する最も大きな誤解の1つは、喫煙者だけが肺がんを患うリスクがある、というものです。実際には、喫煙しない人も肺がんを患うリスクがあります。

肺がんになる可能性は、年齢・性別・人種・喫煙経験の有無に関わらず、誰にでもあります。

肺がんを引き起こす要因

肺がんは、遺伝子の変化から始まります。「変異」と呼ばれるこれらの変化は、肺の中の細胞をがん化し、無制限に増殖させるのです。

遺伝子変異のリスクファクター(危険因子)

喫煙、副流煙、ラドン、大気汚染等の発がん性物質を含む、自分の体外要因にさらされることが、遺伝子変異につながることがあります。しかし、明らかな体外要因なしに、細胞の中で突然変異が起きることもあります。

バイオマーカー(生物指標化合物)という、
肺がんの中にある特定の遺伝子変異やタンパク質が、肺がんの増殖や転移を引き起こしていることもあります。

ためらわずに
担当医に
質問して
みましょう。